トラックの買取対象になる車両の一つに重機運搬車と呼ぶ車種がありますが、これは文字通りコンボ・建機・農機具など重機を積載して建設現場に輸送する目的で利用するキャリアカーです。重機を積み込むときは荷台をスライドさせて坂道にして、重機を運転転して積載します。これは荷台がスライドするセーフティーローダーと呼ぶもので、他にも車体が傾斜するローダータイプの2種類があります。一度に2台や３台の重機を輸送することもあるので、大型トラックが採用されますが、ダンプの荷台部分がスライドして小型のコンポを搭載できるダンプローダーなどの種類もあり、いずれも買取が可能です。

ダンプローダーはサイズが比較的小さいので、狭い市街地での工事の際に活躍します。大型車をベースにしている重機運搬車は、積載量が大きいため中古市場の中でも高額な車種に含まれます。新車で購入するとなると高額で手が出せない、このようなケースでも中古市場の安い車両に人気が集まりやすいようです。なお、トラック買取の中では重機運搬車はオプションの有無で査定評価が変わる、特に自走できないタイプの重機を輸送するときはウインチ・クレーンなどの付帯設備があると便利ですから、トラック買取の査定は高めになりやすいようです。

トラック買取の中で、重機類は建設現場で使う車両なので汚れていても良いなどのイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。汚れは査定に影響を与えるもの、洗車してきれいな状態になっている方が査定評価は高くなります。