トラック買取の対象になる高所作業車は、高所での作業を可能にするリフト機構を車両の架台に架装してある車種です。トラック買取では、車両の外観やエンジン、内装など一般的な状態の良し悪しに加えてリフト機能の状態や作業床(バケット)内の状態などいくつかのポイントがチェックされます。高所作業車には、2メートル以上の高さに上昇できるバケット、昇降装置やアウトリガー、走行装置などで構成されているもので、これらの機能が正常に動作することがトラック買取で高価査定に繋がります。車両の架台に搭載されている昇降機の機能が正常であることが基本ですが、動作に難がある場合でも業者を選ぶことで査定額への期待もできます。
専門業者の中でも、高所作業車の査定を多く行っている会社は需要がある販路を持っていますので、多少不具合があるものでも査定して貰えますし、昇降機の状態が良いけれどもエンジンの調子が今一つとなった場合でも、利用できる部分をパーツとして取り外し、それを流通させることでビジネスが成立するわけです。また、安全性が重視される高所作業車には、ジャッキブームインターロック装置やモーメントリミッター、イネーブルスイッチなど安全機能の動作も査定の中で重視される部分です。これらの安全装置も含めて査定に出す前に一通り確認しておきましょう。さらに、ジョイスティックやジャッキ自動水平装置など高所作業の作業性をサポートしてくれる機能が付いているタイプは査定評価がアップします。